厚生労働省が推奨する葉酸は、なんで合成葉酸なの?

厚生労働省が推奨する葉酸は、なんで合成葉酸なの?
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厚生労働省が推奨する葉酸は、なんで合成葉酸なの?

厚生労働省が推奨する葉酸は、なんで合成葉酸なの?
厚生労働省が推奨する葉酸は、合成葉酸です
なぜ、自然界の天然葉酸ではなく、加工された合成葉酸を推奨しているのでしょうか?
その理由を説明します

 

葉酸は体内吸収が難しい栄養素

葉酸は、ビタミンB郡の一種なのですが、その中でも水溶性ビタミンと言う種類になります
読んで字のごとく、水に溶ける性質があります
また、熱にも弱いという特徴があります。

 

つまり、ほうれん草などに多く含まれる葉酸ですが
調理過程で、ほうれん草を洗う、加熱して茹でる、などをすると
そのたびに、葉酸が破壊されて徐々にほうれん草に含まれている葉酸量がなくなってしまいます

 

一般的に、栄養の本などに載っている葉酸量は、生の状態の数字になりますので
その点の注意が必要です。
また、天然葉酸は体内吸収率が50%程度と言う事もわかっています
つまり、400μgの葉酸を摂取するには、800μgの葉酸を摂取する必要があります

 

合成葉酸は何がいいの?

天然葉酸のデメリットを記載していましたが、では合成葉酸は何が良くて厚生労働省が薦めているのかと言うと
やはり、人工的に加工された栄養素ですので、サプリであればパッケージに記載された栄養素がそのまま摂取できます。
400μgと書いてあれば、サプリメントを水に漬けたり加熱したりしないですからね
もちろん、飲む時に水で飲んでも、その水もそのまま飲むので問題ないですよね

 

あとは、体内吸収率も栄養補助食品ですので、しっかり考えられているので吸収率が高いです、と言ってもやはり100%ではなく、85%から90%と言われています

 

なので、最近では葉酸摂取量が400μgよりも多いサプリメントも発売されるようになってきました

厚生労働省が推奨する1日の葉酸摂取量は?

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